倉敷中央看護専門学校の カリキュラムを深堀りする

摘要

専門基礎分野と専門分野の 連動:池西 歴史的に、多くの看護学校は、病院が母体となり、その病院で働く看 護師を養成するために設立されてきま した。近年は学校法人など、多様な設 立母体も増えていますが、今後、病院 附属であることは、1つの魅力として 残っていくように思っています。特に、 時本先生の所属されている倉敷中央看 護専門学校（以下、本校）の母体施設で ある大原記念倉敷中央医療機構倉敷 中央病院（以下、本院）は地域の医療を 担う、1172床の非常に大きな医療施設 です。そうしたバックグラウンドで、 どのようなカリキュラムを組まれたの か、とても興味をもっています。カリ キュラムを見せていただいて、おもし ろいなと思ったのが、いわゆる解剖生 理と病理と疾病論とつなぐような科目 で、系統別に授業を進められているこ とです。