工作機械、2021年度受注高は前年度比69％増の1兆6，675億円

摘要

日本工作機械工業会がまとめた2021度の工作機械受注高は、総額が1兆6，675億円（前年度比68.7％増）となった。4年ぶりの1兆円台で、1兆6，000億円を超えたのは2017年度および2018年度に続き3回目。内需·外需ともに前年度比7割の伸びとなった。新型コロナからの経済活動再開による需要回復や、半導体および各種部品の不足を補うための投資が工作機械の受注を押し上げている。全地域で需要が好調であり「悪い地域は見当たらない」（稲葉義治会長）と分析している。