再選した小池都知事の新たなモニタリング目が向くコロナ経済影響抑えることへの手腕

摘要

東京都は都知事選が7月5日に投開票し、小池百合子東京都知事が再選を果たした。当選後、小池都知事は、都民に向けて5日にオンライン配信で「喫緊の課題は、新型コロナウィルス対策。第2波に備える意味でも非常に重要時期。しっかり対応していきたい」と発信。6日に公約に掲げた「東京都版CDC=疾病対策予防センター」について、都民に正確な情報発信を行う拠点にするため、速やかに設置する考えを示した。東京都では、新型コロナウィルス感染症の第一波の緊急事態宣言解除から1力月程度が経過した時点で、感染者が増加傾向にあり、7月に入り1日の感染者数100人以上が続き、2日に107人、3日に124人、4日に131人、5日に111人、6日に102人と新型コロナウイルス新規感染者が確認され、感染第2波への警戒が高まってきている。