ガソリンと軽油が4週連続の値下がり 全油種とも大型連休後の下げ足加速

摘要

日本エネルギー経済研究所石油情報センターが5月11日に発表した5月9日時点のSS店頭市況は、ガソリン全国平均価格168円/lになり、リッター当たり25円から35円としてさらなる超過分についても1/2を支援する制度を設け前週よりも下げ足が一段と加速した。同週は、製油所のある地域での値下がりが目立ち、ガソリン、軽油が4週連続の値下がり、灯油は3週連続の値下がりである。全国平均は、ハイオクが181.9円/l、レギュラーが171.1円/lでそれぞれ前週比▲1.7円/l値下がりし、軽油が151.0円/lで前週比▲1.6円/l値下がりし、灯油が2,034円/18ぷで前週から▲17円/18』値下がりした。ガソリン小売価格の都道府県別の値動きは、値上がりが1県、横ばいが2県、値下がりが44都道府県。レギュラーの値下がり上位は、愛知県の前週比▲3.6円/l、北海道の同▲3.3円/l、青森県の同▲3.1円/l、秋田県、岡山県の同▲2.9 円/l。一方、値上がりは、大分県の前週比+0.1円/l。横ばいは、高知県、沖繩県。