国際会議PacSurf 2018の参加報告

摘要

PacSurfはAVS Pacific Rim Symposium on Surfaces，Coatings and Interfacesの略称で，アメリカ真空学会（AVS）が主催している表面，真空，コーティング，界面に関する国際会議である。2014年以来2年おきにハワイのハワイ島で開催されてきて，今回が3回目。今回のテーマは，バイオ材料の表面と界面，環境発電とエネルギー貯蔵，プラズマブロセスと薄膜であった。学会名に環太平洋が入っていることから想像がつく通り，実行委員はオーストラリア，カナダ，中国，日本，韓国，メキシコ，ニュージーランド，フィリピン，シンガポール，台湾，アメリカ合衆国の国々の代表者で構成されている。今年の開催期間は5日間だったが，基本的にセッションは午前中と夜しかなく，お昼を含めた午後の時間が4-5時間空いていた。