AOCHDは増収も営業赤字へ:減損損失79億円を計上し、赤字膨らむ

摘要

AOCホールディングスの2012年度第2四半期連結決算（2012年4月1日～9月30日）は、売上高が前年同期比13．7％増の3，711億1，400万円と増収したものの、営業損益は▲56億2，900万円（前年同期比4億6，400万円）の赤字に転落した。経常損益は▲84億2，700万円（▲14億5，700万円）へ悪化し、減損損失と探鉱開発投資勘定引当金繰入額を計上したことから最終損益も▲161億3，600万円（▲13億3，800万円）へ赤字幅が拡大している。修正された連結業績予想では営業黒字を確保するが、今期は最終赤字になる見通しだ。自己資本比率は22．2％と0．9ポイント悪化。1株当たりの年間配当は変更なし。