出光販売施策は導入から活用へ:2013年全国出光会·販売店合同ミーティング

摘要

出光興産は2013年出光会全国大会と販売店合同ミーティングを2月21日に開き、中野和久社長が来年50周年を迎える全国出光会のこれまでの活動に感謝を述べ、今年の販売施策も発表した。昨年の成果を振り返り、今年は3つの販売方針をより効果的·効率的に活用できるよう具体策を準備し、さらに推進していくという。また、今回の全国出光会には店主·出光佐三の生涯を措いた「海賊とよばれた男」の著者で、著書「永遠の0」の映画化決定で注目を浴びる百田尚樹氏が招かれ、執筆の経緯を講演。同氏は被災後の暗いイメージと戦後をダブらせ、逆境を逞しく生き抜いた出光佐三氏こそ今最も再評価されるべき人物と絶賛した。中野社長は講演後の販売店合同ミーティングで「創業の原点」回帰を強調し、販売店やお客様との「信頼」というブランドの原点がドライブウェイにあり、SSスタッフー人ひとりにあると指摘。販売に「真心」を込めて、地道に信頼を構築していくことを訴えた。