若手が考える臨床検査医像とは?（第1部）

摘要

五十嵐:この座談会は日本 臨床検査医学会の編集委員 会の企画で行われています。 今回の座談会のテーマは、 若手が考える臨床検査医像 とはどんな感じなのか、と いうのがメインになってい まして、ステージを4つに 分けて考えていきたいと思っています。一人目の高原さんは医学部の6年生、 二人目の春日先生は研修医2年目の先生、三人目の松 村先生は大学院卒業の先生、四人目の井上先生は臨床 検査専門医の先生となります。それぞれのステージか ら臨床検査専門家を考えたときにどう見えるのかな、 というのをみていきたいなというのが主なテーマにな ります。高原さんにお話をお願いしたのは高原さんと 僕とでRCPCの企画をやらせていただいているので すが、学生さんの目からRCPCを見たときにどうい うふうに見えるかをお話しいただければと思っていま す。まず簡単に自己紹介いただいて、その後松本先生 と橋口先生に自己紹介をお願いできますか。