常滑高架橋の設計と施工: リブ付き合成床版を採用した大断面PC箱桁橋

摘要

知多横断道路は，平成17年2月に開港した中部国際空港へのアクセス道路となる総延長約8.5kmの自動車専用道路である．路線は，知多半島を南北に伸びる知多半島道路と接続する半田中央IC・JCTを起点とし，空港対岸部のりんくうICにて中部国際空港連絡道路と接続して，空港開港により新たに発生する交通需要に対処し，自動車交通の高速性，定時性を確保するとともに，沿線の交通混雑緩和を図っている．常滑高架橋は，知多横断道路の常滑ICとりんくうICとの間の空港対岸部埋立地付近に位置するPC連続箱桁橋である．