世界水素先端フォーラム2011、福岡で開催:2015年FCV世界同時商用化を前に世界の自動車、インフラメーカーが提言

摘要

水素エネルギー社会の実現に向け世界最先端の研究成果と活動内容が報告される水素先端世界フォーラム2011が、2月2日福岡市の博多区、グランハイアット福岡で開催され、世界16カ国から約470名が出席した。今回で5回目となる同フォーラムでは、午前中のセッション1で、2015年、世界同時のタイミングで行なわれる燃料電池車（FCV）商用化を目前に控え、日産自動車（日本）、GM（米国）、リンデ（欧州）の世界の先進国地域それぞれのFCV開発状況と水素供給インフラの開発状況と今後の課題を報告した。