イン夕ーネット/公衆回線利用のEBC感流量メンテナンスシステム

摘要

工業炉の操業において，地球環境への配慮，省ェネルギーと同時に，処理内容の多様化とそれに伴う処理製品の高品質化が近年ますます重要視され，炉内温度設定や炉内雰囲気設定の変更頻度も大きくなってきている．これに伴い，炉全体の制御に関しては昨今大幅に改善され，燃焼炉の制御には自動制御を採用するのが常識になっている．しかしながら，炉の熱源であるバーナそのものの燃焼制御については，従来の方法から抜本的に改善されているわけではなく，これらの要求に対応するための『きめ細かな燃焼調整』は，オペレータによるバーナ前での手動操作に委ねられているのが実情である．