工場の生産設備などの大型施設に使用されている電子機器の誤動作と、その対策(下)

摘要

「では、どうするの？ 」となるのだが、それには図34のように、機器の交流電源線とインターフェイスケーブルとを、ねざと、すなわち、故意に、束ねるのである。 実は、こうすることにより、図35ではないが、交流電源に含まれているノイズを、電源線とインターフェイスケーブルとの間に発生するストレーキャパシティを通して、プリント板に侵入させることができ、それによって、機器を誤動作させることが可能となるのである。