携帯情報通信機器向け検出スイッチ技術 - 省スペース、薄形化に加え、多方向動作や接触信頼性が重要

摘要

各種ポータブル機器においては、常に本体サィズの小形·薄形·軽量化のニーズがある市揚である。 特に携帯電話機においては大型LCDの採用、メモリーカードの搭載などといった機能が付加され、内部の部品密度は非常に高いものとなっている。 この動きにともなって検出スイッチに限らず電子部品においては、基板ランド寸法まで含めた省スペース化と薄形化が強く求められている。 またスイッチの操作面では蓋開閉や回転型カメラレンズの検知に見られるよう、セット側アクチュエータの動作が円弧状に動くものも多く、また従来の単一方向への操作の検出にも共通したスイッチを使いたいとのことから、縦·横から押せる多方向動作のスイッチの要求が強い。 さらに環境面においてはスイッチに含まれる有害物質を厳しく規制し、鉛フリーはhだへの対応は必須とされる状況にある。