NSKがNPO法人「湿式仕上技術センター」設立へ

摘要

10月23日、日本建築仕上材工業会（N S K/岩崎行男会長）役員会メンバーが発起人となって、特定非営利活動法人（N P O法人）「湿式仕上技術センター」の設立が内閣府に申請され、受理された。 同センター設立については、2ヵ月の公告期間の後、早ければ来年1月中にも認証される見通しで、これによって、これまで法人格を持たなかったN S Kが、新たに設立される予定の「センター」を通じて、実質的に法人としての活動を推進できるようになる。 N S Kなどの任意団体は、法人格を有していないために、法的な行為を団体の名称で行うことができず、活動上種々の不都合が生じる場合がある。こうした点を改善するために、N S K内ではこれまでも会の法人化が議論されてきた。 当初は、今年6月に法案が国会を通過した"中間法人"への移行をめぎす動きを見せていたが、その後のさらなる検討の結果、現在の会員が主体となって別にN P O法人を設立する方向でまとまり、このたびの申請へと至った。