運用指針

摘要

持続的社会の実現を建築活動において展開する上での、「地球環境·建築憲章」運用の指針を以下に示す。 今日の日本の建築は、その多くが25～30年で建て替えられている。 これに比ベヨー口ッパの建築は数世紀に亘って利用され続けることは普通であり、アメリカでも100年程度の寿命の建築は珍しくない。 かつては日本でも、100年を超える長期間の使用はごく一般的であった.建築が短寿命であることは、単に社会資産の形成が遅れるのみならず、地球温暖化の原因である二酸化炭素排出、森林の破壊や大量の建築廃材発生などの、きわめて深刻な問題を生hでいる。