東京大学大学院·農学生命科学研究科生物材料科学専攻·木材化学研究室

摘要

本研究室は1941年「パルプ学·木材化学研究室」として設立され，昨年70周年を迎えた。71年にパルプ学·製紙学研究室（現在の製紙科学研究室）が分かれて，本研究室の名称は「木材化学研究室」という，よりシンプルなものに変わった。正式な名称は，バイオマス化学大講座木材化学専攻分野である。所属する専攻である生物材料科学専攻は旧林産学科に対応する組織であり，化学系の手法を（も）用いる研究室として，本研究室の他に，森林化学研究室，高分子材料学研究室，製紙科学研究室，生物素材科学研究室があり，専攻全体として，バイオマスを対象として非常にしっかりとした研究体制が組まれている。