応力·ひずみ測定：高分子圧電フィルムを用いた機械式ひずみ測定器の試作

摘要

高分子圧電フィルムを組み込hだ、機械式ひずみ測定器の試作を試みた。 試作した機械式ひずみ測定器は、標点間距離50mmのひずみを検出することを目標にした。試作器について、以下の手順で実験を行った。 ①（予備実験）各負荷周波数でのPVDF出力電圧との関係を求めておいた。 ②（予備実験）試験機の荷重振幅の変化によるひずみゲージのひずみ値と圧電フィルムの出力電圧との関係を調べた。 ③（予備実験）負荷周波数が異なっても、所定のひずみ値が得られるように補正係数を求めた。 ④上記予備実験結果を使い、本提案した測定装置のPVDFフィルム電圧を測定した。 そして補正係数を使い、ひずみ値を計算した。 この時、ひずみゲージ値と比較したところ、十分満足の値が得られた。