太陽電池への防汚·光学特性付与チタニアコーティング技術

摘要

太陽光発電装置（パネル）は、一般的に、結晶、多結晶シリコンや、CIGS（金属化合物）、有機色素等の発電素子に各々の励起波長帯の光（電磁波）を受光することで素子表面に取り付けられた電極が電子を搬送するシステムを有している。我々は、このシステムのうち発電素子や電極に直接に関わる部材以外の部分にチタニア複合金属－シリカ膜を造膜して、より高機能化及び性能維持に必要な技術を開発し、市場投入を開始している。その中で「防汚」による発電効率の低下低減技術と発電効率向上のためのフェイス基板（ガラス、高分子樹脂）表面膜技術を紹介する。