福井で原子力を学ぼう

摘要

鳩山内閣の誕生で，「政権交代」という国政の転換が実現し，地球温暖化ガス削減の中期目標を2020年には1990年比で25％減少とする方針が早々に示された。また，ダムや新幹線などの公共事業の全面的な見直しが発表された。新政権は，国民の圧倒的な支持を得てマニフェストの実現を目指すことになる。原子力立地県では，新政権の下で原子力政策はどう進むのか，とりわけ運転再開に向けて準備中の高速増殖原型炉「もhじゅ」の再開は認められるのか，あるいはダムや高速道路·新幹線などの公共事業はどこまで見直されるのかなどの懸念がでている。