物流環境大賞の足跡

摘要

（社）日本物流団体連合会は、陸·海·空の物流事業者が広く結束し、現在78企業·14団体で構成（平成21年7月現在）されており、物流業に係わる横断的課題について施策を確立し、これを推進すること等により物流業の健全な発達に資することを目的とし、設立された。当連合会は、その事業目的を達成するため、広範な委員会活動、情報提供活動及び物流情報センター業務を三本柱として各種事業を推進している。その委員会のひとつに、環境問題委員会（現：物流環境対策委員会）が設けられている。物流と環境問題について、調査研究や施策の推進を図ると共に、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚に努める一方、物流事業者の環境問題に対する取り組み姿勢を広く社会にアピールすることを、この委員会で取り上げている。′この流れを汲hで創設したのが、当連合会で表彰している「物流環境大賞」である。