—各社の経営概要 メ-力-各社の中間決算と今後の方向 ①中部飼料⑤昭和産業 ②協同飼料⑥雪印メグ ③日本配合⑦林兼産業 ④日和産業

摘要

中部飼料gでは、十一月一日に平成一一十三年三月期第一一.四半期(一一士一年四月丄 一士一年九月)における連結業績を発表した。連結経営成績に関する定性的情報によると、「当第一一.四半期連結累計期間における飼料畜産業界においては、主原料のとうもろこし価格が夏場まで概ね安定して推移したが、ロシアが麦類の輸出禁止措置を発表した八月以降、小麦の代替需要として高騰した。当社を含む飼料メー力ー各社は、前期の第三.四半期から連続して三度の値下げを行い、当第一一.四半期も価格を据え置いていることから、当第二.四半期連結累計期間の飼料平均販売価格は前年同期を下回っている。また、口蹄疫ゃ猛暑の影響で飼料需要が減少したため、配合飼料販売量は業界全体で前年同期を下回ることが見込まれる。このような状況のなか、当社グループは、新たな市場開拓はもとより、顧客の要望に合致した新製品の開発、積極的な販売活動の推進による売上拡大を図る一方、生産性向上、経費の削減などにより業績の向上に努めてきた。その結果、当第二.四半期連結累計期間の業績は、売上高は、主力の畜水産飼料の販売量が前年同期を一一.三％下回り、平均販売価格も前年同期を下回ったため、前年同期比四.七％減の五八七億三、六〇〇万円となった。営業利益は、生産性向上活動によるコストダウンの推進、飼料価格安定基金負担金の減少があったものの、原料ポジションが大幅に悪化したため、前年同期比六三. 一％減の八億九、九〇〇万円となった。四半期純利益は、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額一億三、七〇〇万円及び投資有価証券評価損六、二00万円を計上したため、前年同期比七一丄ハ％減の四億四、一〇〇万円となった」としている。