日本化粧品工業連合会技術情報

摘要

2013年6月10，11日開催のCIR専門委員会において，レテノールおよびパルミテン酸レテノールの安全性についての新たなデータが評価された。しかしながら，現在の使用状況で安全とした従来の評価を変更するほどではないとして，当面，更なる安全性情報，特にNational Toxi－cology Program（NTP）からのデータが入手できるまで公式な再評価を保留とした。また，ホルムアルデヒドおよびメテレングリコールの安全性再評価に関しても，業界からの追加データを待つため12月の会合に持ち越した。今回の会合において，4成分の最終報告書および9成分の暫定評価を発表した。詳細は表のとおり。