Loop-mediated isothermal amplification (LAMP)法による植物ゥィノレス病の 簡易検定法の検討とインドネシァにおける現地利用 otl:Simple diagnosis using loop-meaiated isothermal amplincation (LAMP) of plant viral diseases andutilization of it onsite in Indonesia

摘要

Loop-mediated isothermal amplification (LAMP)法は遺伝子診断技術の一種であり，病原菌の検 出など様々な用途に利用されている.このLAMP法において簡易な铸型調整法である「つまよ うじ法」でトマト黄化葉卷ウィルス（tomato yellow leaf curl virus; TYLCV)の検出が可能である ことが報告されている（福田ら，2005).本研究では，LAMP法に逆転写反応を組み合わせた Reverse Transcription(RT)-LAMP法を用いて，「つまようじ法」による多犯性の植物病害ウィル スであるキユウリモザイクウィルス（cucumber mosaic virus; CMV)の検出を行った.さらに， LAMP法の現地利用に向け，サンプル採取方法および，インドネシアの農耕地における利用の 検討を行った.