ユーザビリティを追求した測色計＜分光測色計CM-5·色彩色差計CR-5＞

摘要

工業製品ではデザインの重要な要素として、また食品では品質やおいしさをあらわす指標として、色計測管理は様々な産業分野に広がっている。コニカミノルタは色計測分野において、1982年の色彩色差計「CR-100」の発売以来、「据置型とハンディ型」「色彩色差計と分光測色計」「照明·受光光学系の違い」などの充実した製品ラインナップ（第1表）を取り揃え、測定対象の用途や目的に応じた製品提供を行なっている。今回紹介する「分光測色計CM-5」および「色彩色差計CR-5」（以下、「本機」と称する）（写真1）の設計コンセプトは、どなたにも快適に使えることを目指す“ユーザビリティ”である。オールインワンで様々な測定物に対応できる機能が詰め込まれているが、「誰でも、いつでも、簡単に、測定できる」操作性を実現している。