余剰汚泥のオゾンによる減容化

摘要

生物による水質浄化法が考え出された時から余剰汚泥の問題は常に表裏一体として付き纏っていたが，われわれはその対策を，付け焼刃的な考えで一時凌ぎしていただけだった。 世界ルールで海洋投棄が禁止され，国内の沢や谷が汚泥の処分場として埋められ，国民の知らぬ間に静かに環境破壊が進hでいる。 汚泥の問題は国民1人ひとりの問題として捉えてもよいと思う。 なぜなら，生活環境をよくするため，下水道が整備され，その恩恵を過半数の人々が受けているからである。 今真剣に皆で考え立ち向かわないと，日本のいや地球の小さな自然が汚泥で消えてしまう。