未来型省エネ技術“ヒートポンフ”可能性：ヒートポンプを活用ノした業務用建物での省エネルギー対策

摘要

ヒートポンプは，その省エネルギー性，経済性，システムの自在性から業務用建物に最も適するシステムである。 ヒートポンプの省エネルギー性を示す成績係数(COP)の理論的な上限は，通常の冷暖房の条件においては15程度である。 われわれはこの備に向かって夢を膨らませたい。ヒートポンプは成熟した技術ではあるが，CO{sub}2冷媒給湯ヒートポンプのような革新的な技術が生まれる可能性はまだまだある。 特に非フロンの自然作動媒体への期待が大きい。また，業務用建物において空調熱源の定格運転はほとhどないため，部分負荷における高COPヒートポンプのバリエーションが増えるごとも今後の期待テーマである。