CGS導入の背景と技術動向

摘要

コージェネレーションは高温の熱から動力を取り出し，それを電力に変換し，更に排熱を熱源として利用するという熱エネルギーの理想的な使用形態である。 排熱を有効に使いきれば総合効率は80％以上にも達し，省エネルギー推進·炭酸ガス削減の切り札的な存在としてその普及が望まれている。 特に最近では1kWクラスの家庭用コージェネレーションを始めとした小型コージェネレーションや燃料電池の開発など，その技術開発は活発化している。 本稿ではコージェネレーションの最新の普及状況と技術開発状況について述べる。