大阪市立大学大学院工学研究科機械物理系専攻%%知的材料工学科 材料機能工学研究室

摘要

平成11年4月知的材料工学科の開設にともない大阪市立大学工学部·大学院工学研究科に登場した新い、マテリアルズ?サイエンスの研究室。 主として金属材料の高機能化を目指して材料科学の基本に立って実験とシミュレーションを行い，応用研究にも積極的に取り組む新イノベイショノ·ラボ。 研究室ほ教員3名（橋本敏教授，ピノダラドフ·7レクセイ助教授および兼子佳久講師）と学生10名（博士課程1名，修士課程6名，学部4回生3名）で構成しております。 現在進行中の主な研究テーマを列挙しますと，1）ECAP加工による超微細結晶粒·ナノ金属材料の変形と破壊，2）ECCI／SE瓦4法による転位構造とその自己組織化の非破壊観察，3）FeCr合金単結晶の転位構造と磁歪，4）ナノ多層膜コーティングの強度物性，5）ポリマー一丁の大変形ECAP加工による高校能化　 6）先進AEスペクトル解析による金属結晶の疲労亀裂のエンブリオジー，7）3－D転位運動シミュレーションによるナノ結晶の変形問題，8）多楼能貴金属の開発であります。 　 上記の1）のテーマでほ純チタン，インバー令息　 Scを含むAl合金，Cu合金，および低融点の共晶合金などの高強度化と高機能実現のために，おもに強度物性評価を通して最適プロセッシング達成をめぎし，材料の組織と強度物性の関係を追及しております。 ECAP法は数十ナノメターからサブミクロンの微細結晶粒からなる大きな多結晶材を作製できるもので，これを利用した超塑性現象の応用も視野に入れております。 ロシアのウフ7航空工科大学のValiev教授やベラルーシ科学アカデミー?ミンスクのKopぅTlov教授とも共同研究を行っており，また金沢大学工学部北川和夫教授とも協力関係にあります。 腐食，応力腐食善けし，疲労腐食については同志社大学工学部御牧拓郎教授と共同研究体制をしいております。