製塩プラント環境におけるチタンのカソード特性とチタンーモネル問のガルパニック腐食

摘要

近隼の製塩プラントにおいては，蒸発缶材料として耐食性の結いチタンあるいはチタン合金が川いられているが，周辺の旧来材料と不完仝な絶縁状態で使川されるとガルパニック腐食を／仁じる場合がある．本研究では，製塩プラント環境におけるチタンおよび吋な電化を′jけ金城の例としてモネルをとりあげ，これらの電矢化学的挙動を調べた．モネルの∥然一電位は比較的安定しており，アノード分極抵抗はあまり人きくなか1）た．，チタンの∥然電位は浸漬時間とともにゆっくりとゞヒしていった．浸漬後にはチタンとモネルの電位差は0．に通した．チタントでカソード電流が現れる電位城は浸潰時問とともに広がるが，みかけのカソード分極抵抗は浸清時間とともに増加する傾向をホした．チタンを定電位でカソード分極し，組一丁潮騰状態から人気卜に開放すると，カソード電流紺度は人きく増加した．川様に，チタンとモネル問の短絡電流は雰関知こ応答し，減圧下では小さい値を′Jけが，人穴下に開放すると増加した．ガルパニック電流はカソード分極抵抗支配であり，アノードに対するカソードの面積比が増加するほど人きくなった．ガルパニック腐食の等価回路に基づいて，推奨される絶縁抵抗の値を計算した．