特集記事：最近のガスハイドレート研究からII 自治体からのメタンハイドレート開発

摘要

メタンハイドレートは，非在来型の天然ガス資源として，国が資源化を進めている海底エネルギー資源である。風力や太陽光といった新エネルギーとは違い，地方自治体が関与する余地は非常に小さい。ところが地方自治体の連携組織である海洋エネルギー資源開発促進日本海連合（以下「日本海連合」）をはじめ，いくつかの地方自治体で取り組みが出てきている。