脳性麻痺に至つた子宮内感染(絨毛膜羊膜炎）の 胎児心拍数モニタリングの特徴

摘要

産科医療補償制度原因分析委員会で検討されて きた脳性麻痺事例には，分娩中の胎児心拍数モニ 夕リングの評価や臍帯動脈血液ガス分析の結果か ら予測できない程に児の状態が悪化していた事例 も少なからず報告されてきた.その多くの事例で， 程度は様々だが絨毛膜羊膜炎をはじめとする母体 感染の関与が考えられている.