補強板付T管の肉厚評価方法の検討

摘要

原子力安全·保安院文書「原子力発電工作物の保安のための点検，検査等に関する電気事業法施行規則の規定の解釈（内規）の制定について」（平成20年12月26日付け平成20·12·22原院第4号（NISA·163c-08-5））が発出され，規制要求の1つとして，配管分岐合流部の穴の周囲の肉厚管理が求められている。配管分岐合流部構造のうち補強板付T管の配管肉厚管理において超音波厚さ計では，補強板下の配管の肉厚を直接測定出来ないことから，超音波斜角の多能反射を利用した方法（拡張TOFD法）の適用の可能性を見出しており，これらの検剖状況を報吾する。