13~（th） Intemational Congress on Marine Corrosion and Biofouling参加報告

摘要

13~（th） International Congress on Marine Corrosion and Biofoulingが，2006年7月23日から28日の6日間にわたって，ブラジルのリオデジャネイロで開催された．この会議は，Biofouling（生物汚損）に関する国際会議としては唯一のものと思われ，1964年にフランスで開催されて以来欧米を中心に原則4年に1回の頻度で開催されてきた．しかし，最近は2年に1回の頻度で頻繁に行われるようになり，今回のブラジルは1999年のオーストラリアについで2回目の欧米以外での開催とをった．リオデジャネイロ会議は，クラシックなヨーロッパ詞のホテルグロリアを会場に，ブラジル·アメリカ·イギリス·オーストリア·オダリア·ドイツ·中国·韓国そして日本などから約150人程度の参加者が集まった．日本からは主として生物汚損に関する研究者·技術者そして大学院生の8名が参加した．筆者は1992年のイタリア·ターラントと，1999年のオーストラリア·メルボルンに次いで，3度目の参加となった．今回はポスターでの共同発表と，次回の開催を日本に誘致する目的での参加であった．