PCB汚染土壌溶融処理技術:㈱リフレックスにおけるPCB汚染土壌溶融処理への取り組み

摘要

PCB（ポリ塩化ビフェニル）は昭和29年から国内で製造されはじめ絶縁油や熱媒体等として使用されていたが、一方で人への毒性や環境への有害性についても問題視されるようになり昭和47年には製造が中止された。また、中止された後も市中に出回ったPCBに関しては、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」（PCB特措法）により、PCBを保有する事業者は保管状況の届出が必要であり、また平成28年7月までには処理することが義務付けられている。