山形県飛島におけるウスリ一ムシクイPhylloscopus tenellipes の記録

摘要

1. 種名、観察個体数：ウスリームシクイPhvlloscopus tenellipes1,羽.2. 観察者名：大谷力.3. 観察日時、場所：2004年5月15日，山形県 酒田市飛島南西部(39011'9'TST, 139°32'35"E)付近4. 観察距離：およそ3-5 m,双眼鏡（10倍）にて観察し，指向性マイクとカセットテープによ りさえずりを録音した.5. 観察した環境：飛島は山形県の酒田港から 北西約39 kmの沖合にあるH本海上の有人島で， 周囲10.2 km,面積2.7 km~2,平均海抜はおよそ50 mである.率耕地のほか，クロマツPbms thunber-giiゃ夕ブノヤMachilus tnunoergiiの樹林力見り, 渡り鳥の中継地として有名である.本個体は島南 西部の，林床に灌木が比較的密に生えたクロマツ 林内の下層部（高さ概ねlmから3 m)で観察さ れた.