ヒー卜ポンプで冷房、除湿し 夏イチゴの增塵と品質向上を実現

摘要

安平町は平成18年3月に旧早来町と旧追分町が 合併して誕生した。北海道の南西部に位置し，札 幌巿から約50km,新千歳空港から約20kmの位置に ある。総面積は約237knfで，うち山林が約40%を 占め，約30%が農地。東部は比較的急峻な山岳部， 西部に馬追丘陵の余脈が続き，その間に平坦地と 緩やかな波状形丘陵地を形成し，南部は勇払原野 に隣接している。年間平均気温は6. 5°Cで盛夏期 は30°C,厳寒期にはマイナス20°Cにもなり，1年 を通じて昼夜の温度差が大きい内陸型気候の地域 である。年間降水量は1,096腿で夏期と晩秋から 初冬に集中し，冬期の積雪は積雪最大値で10-67 cmと北海道では比較的少ない地域に属する。農家数は253戸（2010年農林業センサス）で， うち販売農家は約90%を占める227戸。専兼業別 では専業が152戸，第1種兼業50戸，第2種兼業 が25戸。町の基幹産業である農業の産出額は84億円（平成18年生産農業所 得統計）で，うち畜産が 約68%を占める。特に南 部の酪農は有名で，ここ で改良された乳牛は全国 へと送り出されている。