侵入防止のための消毒3

摘要

現場には毎日多くの車両が出入りしている。飼料ト ラック，導入子畜、ヒナ輸送車，卵や生鳥、成畜の出荷車，乳ま，設備機械の修理業者の車，薬品や飼料の営業マン の'に獣医師や農協指導員の車，それに従業員の車などで あるくの車両は，ほかの畜産現場や畜産関連施設をも巡回 してるので，万一，汚染された畜産現場を訪問していれ ば.病原微生物を付着して来場する危険性がある。特に， タャは地面を踏hでくるので，土壌を汚染していた病原 荷やウィルス力付着している危険性はきわめて大きい。筆遭遇した事例では，養鶏場へ来る道路のそばに酪農農 おの翼堆積場があり，そこへ翼や敷料を運hでくる車両が 糞などを路面にこぼすのであるが，養鶏場へ来る飼料ト ラックがそれを踏hで養鶏場の場内に入り，場内の土壌に 移していった。このことが分かったのは，その養鶏場は筆 者が指導していた「サルモネラ'フリー」の養鶏場で，日 常的な検査により「サルモネラ'フリー」を確認していた のだが，あるとき鶏舎入り口付近でSahnondJa Enteritidis が検出され，検査や推論を繰り返した結果，たまたま糞堆 積場の牛糞を調べたところ，S. Enteritidisが見つかつたか らである。