平成21年各地の春子発生状況

摘要

広島における梅の開花は2月5日で、平年より1日、昨年より7日も早くなった。2月13日には春一番が吹き荒れ、暖かい2月となった。　原基形成時期の8～10月の降水量は、376ミリ（平年409．6）92％となっているが、9月が108．5（平年182．4）59％、10月が64．5ミリ（平年94．3）68％と全体に少なく、気温は、8月が25．6°C　（平年25．2°C）＋0．4°C、9月が22．1°C　（平年20．8°C）＋1．3°C、10月も15．6°C　（平年14．3°C）＋1．3°Cと全体に高く、昨年と同様に猛暑と残暑が続き、ほだ木の養分回復が遅れ、原基形成には厳しい状況にあった。