家畜伝染病予防法の改正の概要(2)—飼養衛生管理基準の見直し一

摘要

近年，我が国で発生が確認された口蹄疫ゃ高病原 性鳥ィンフルェンザなどの家畜伝染病は，ひとたび 発生すると，我が国の畜産にとって甚大な被害をも たらしますカ气これらの家畜伝染病による被害を最 小限に止めるためには，「発生の予防丄「早期の発 見、通報」および「迅速、的確な初動」が重要です。「発生の予防」のためには，空港や海港における輸 入検疫の強化と並hで，畜産農家の方々に日頃から 適切な飼養衛生管理をしていただくことが大切で す。このため，今回，家畜伝染病予防法の改正に合 わせ，同法に基づく 「飼養衛生管理基準」を大きく見 直すこととしました。