落葉果樹

摘要

新梢の充実と生育の均一化を図るため、芽かきを行います。1年生樹では、強く伸びる芽を2本選び、その他の芽を除去します。 その後、残した新梢の生育を確認して、強い方の新梢を支柱に誘引し、弱い方の新柄は除去します。 2年生樹では、主幹や主幹分岐部の両側30cm以内から発生する芽を除去します。 さらに、主枝から発生する直上芽と下垂した弱い芽を除去します。 その後、新柄を主枝と直角の方向へ誘引します。 成木では、着否の状態が明確になる4月上～中旬頃から芽かきを開始します。 主枝や亜主枝から発生する不定芽は側枝の更新に利用するもの以外は除去します。また、結果母枝から発生した芽のうち、無着果芽、直上芽、弱小芽を除去します。 さらに、結果母枝の先端で強く伸びそうな芽は除去し、残した芽の生育をそろえます。