「まりひめ、ぁいひめ」の振興計画

摘要

本県果樹農業の基幹作物である酬ミカン、伊予柑は、消費の低迷や生産量の年次別変動等によって販売価格が低迷し、生産農家は、安定した所得の確保、将来の経営に大きな不安を抱えています。また、生産現場（産地）は、高齢化に伴う産地の弱体化が加速しており、深刻な問題となっています。 将来に向けて、前述のような課題を克服するためには、産地毎で目指すべき方向を明確にして、戦略的な生産、販売による競争力のある産地構築が求められています。 そして、産地形成を立てる際に重要なことは、過剰品目や条件不良園を優良品種や消費の期待できる品目へと転換を図ることが重要なポイントに挙げられます。そこで、JA全農えひめの育成開発品種の「まりひめ」「ぁいひめ」の振興計画について紹介します。