落葉果樹

摘要

発芽の早い品種では晩霜害に遭遇する危険性 が高くなります。晩霜害対策には完璧な方法はあ りませhが、これから1ヶ月間は気象情報に注意 して、各園でできる対策を行い被害を最小限にく い止めてください。晩霜害はちよつとした地形の違いや周囲の構 造物の影響によって、その被害程度に大きな差が 生じることがあります。晩霜害を受けやすい地形 は、冷気の停滞しゃすい < ぼ地や防風林などが;令 気を遮る場所です（図1)。冷気を遮るような防風 林（防風ネッ卜）がある場合は令気が園地に停 滞しないように管理を行います。また、土壌地表面に雑草や敷きワラなどがあると、地熱の放射が 妨げられ、被害が助長されます。晩霜害の心配が なくなるまでは裸地状態にしておきます。