落葉果樹 - 2月

摘要

かいよう病対策かいよう病菌は低温期に活動が活発になりま す。せh定傷からのかいよう病菌の侵入を防止するため、せh定後には必ずI Cボルドーを散布して感染防止に努めます。また、傷口の保護のため卜ップジンMペース卜などの癒合剤を塗 布します。かいよう病から大切なほ場を守るためには、早 期発見が重要であることは言うまでちありませ h。感染樹では樹液流動が始まる2月以降に皮目 やせh定痕などの傷から病原菌を含む樹液が漏 出することがあります。この樹液は始めは白濁し ていますが徐々に暗赤色に変色します。樹液中に は病原菌が含まれていますので、この状態を放置 すると菌を広範囲に拡散することになります。せ h定後は園地から足が遠のきがちですが、定期的 に園地を見回って、このような異常がないか確認 し、樹液の漏出を発見した場合は、その部分を速 やかに切除して園外に出すとともに、指導機関に 相談し、適切な対応を講じてください。書せh定、結果母枝の誘引せh定が終わっていない園地では、樹液の流動 が始まるまでにせh定を終えてください。せh定が終われぱ、結果母枝の誘引、棚付けを 行います。結果母枝の間隔は、概ね40-50cm になるようにします。枝の混み具合を見ながら結果母枝が多い場合は間引きしながら適正間隔に 配置します。せh定時に水平方向の結果母枝が確 保できなかった場合は、やや上向きの枝を残すこ とがありますが、先端部のみを押さえて誘引する と弓なりになり、新梢の発芽や生育が不揃いとな ります。やむを得ず上向きの枝を使ろ場合は、結 果母枝の基部を捻枝して、できるだけ水平に棚付 けします。