水族館の水生植物展示－新江ノ島水族館の場合－

摘要

旧江の島水族館に「緑のオアシス」という淡水の水草類をふhだhに使った水槽があった。 今で言う“癒しの効果”のようなものがあったのか，非常に人気のある水槽であった。このような水草類は種類にもよるが比較的簡単に育成可能で一般家庭でも十分楽しめる。 今でも水草類は多くの水族館で展示されており，いくつかの水族館で家庭では扱えない大きな水槽を使って展示し人気を集めている。しかし，海にある海藻、海草をふhだhに扱っている水族館となるとそう多くはない。 答えは簡単である。 維持、育成が難しいため，扱うことに消極的なのである。