現地ルポ: 超大型乳肉複合経営、JETファーム栃木牧場 --10年で搾乳13∝威、生乳出荷1万t超のギガファームに成長。将来は1600盛観模へ--

摘要

環境対策や担い手不足から小規模層の離脱に歯止めがかからないのはわが国農業の共通の課題。 酪農についても例外ではなく、生乳生産の確保がますます難しくなる状況にあるが、その－方で経営の共同化等による規模拡大.増産も進hでおり、単独農場で年間1000t（100万福）以上の生乳を生産する、いわゆるメガファームが増加しつつある。 更にその10倍、1万tを超える「ギガファーム」も昨年日本で初めて誕生した。 搾乳牛1300頭のほか、肉牛4000頭弱を飼養する乳肉複合経営を実践するこのギガファームは、これからの酪農の方向性を示すモデルケースといえる。 わが国最大の超大型酪農の現場をレポートする。