粉末冶金生産が1,961億円，前年比5％増/自動車など輸送機械用機械部品向け伸長

摘要

粉末冶金製品の2007年（暦年）生産は，経済産業省機械統計によると重量で121,153t，前年比4.0％増，金額では1,961億円，同5.8％増と6年連続前年を上回り，過去最高を更新した（日本粉末冶金工業会集計）。 うち機械部品が重量で110,666t，同4.3％増，金額で1,350億円，同5,9%増で5年連続して過去最高記録を更新した。 主力の輸送機械用が需要先の国内自動車生産が1,160万台，前年比1.0％増（日本、白動章二業会統計）になったことに加え，輸出用自動車部品が堅調だった。 輸送機械用機械部品の生産重量は101,386t，前年比3月％増となった。 構成比は91,6％で前年（92.1％）より0.5ポイント減った。 自動車用エンジン部品の可変バルブタイミング機械部品，トランスミッション部品を中心に引続き好調に推移している。 その他用機械部品は9,280t，前年比10.3％増で，建設機械用関節ブッシュ，電気機械用コンプレッサー部品が増加している。