コスモ石油、新中計が始動～2012年度に経常益650億円目指す－石化シフトで製油所競争力強化／成長投資に1.020億円－

摘要

コスモ石油は2010年度から3カ年の第4次連結中期経営計画を始動した。精製·販売事業は製油所の石化シフトと、合理化による収益確保に全力を挙げる。また海外における合繊原料PX（パラキシレン）の事業化、ALA（5－アミノレブリン酸）など環境·新エネルギー事業の拡大などを通じたポートフォリオ拡充に努め、最終2012年度に経常利益650億円（2009年度実績は364億円）を目指す。累計投融資額は1,600億円を計画。このうち65％に相当する1,020億円をカタールなどでの石油開発、韓国でのPX設備新設などを含む成長戦略投資に充てる。