鐘淵化学、新中計スタート～成長戦略に転換／積極投資で規模拡大－2006年度経常利益450億円へ／米国などで投資案件目白押し－

摘要

鐘淵化学工業が2004年度から3年間の新中期経営計画をスタートした。 従来の生き残りを軸とした経営戦略から事業規模の大幅な拡大を図る成長戦略に転換、今後3年間のM&A（企業の合併·買収）費用などを含む連結設備投資額を過去3年間実績（650億円）比54％増の1，000億円に引き上げ、成長分野の機能性樹脂（MBS樹脂、変性シリコーンポリマー、新規コポリマーなど）、エレクトロニクス（ポリイミドフイルム、光学用フイルム、太陽電池など）、ライフサイエンス（医薬バルク·中間体、医療用具、機能性食品コエンザイムQ1Oなど）の3セグメントに経営資源を重点投入する。