2002年の化学繊維生産、1975年以来の150万トン割れ～化繊協まとめ

摘要

日本化学繊維協会のまとめによると、2002年の化学繊維生産は141万5，200トンと前年比9．5％もの減少となり、1975年以来の160万トン割れとなった前年実績に引き続き、一気に150万トン以下の規模にまで大幅に縮小した。 このうち合成繊維は同8．4％減の125万3，000トン、セルロース繊維は17．4％減の16万2，200トンに低減、中でもレーヨンは生産企業の撤退などにより45％減と半分近くになった。