旭化成·小堀社長に聞く～中計好スタート／「人材中計」を策定－ESG基盤に「高収益性·高付加価値型事業の集合体」へ－

摘要

前年度（2016年度）にマテリアル3社を統合して事業持株会社制に移行したほか、新中期 経営計画「Cs for Tomorrow 2018」をスタート。同時に小堀秀毅社長がトップに就任し、経営体制がガラリと変わった旭化成。その1年目は同社が強みを持つ各種製品の販売の伸びに加え、特に石化分野では外部環境にも恵まれ、順調な滑り出しとなった。業績面では 為替差やのれh償却費、薬価改定の影響などにより減収減益にはなったが、2017年度は増 収増益を予想。中計最終年度（2018年度）における売上高2兆2，000億円、営業利益1，800億円の目標達成に向け手応えを感じているようだ。新体制となった旭化成の現状と今後の見通しについて小堀秀毅社長に聞いた。